割引人気結婚式場探しの-hanayume-ハナユメの口コミ・評価からメリット・デメリットを元ウエディングプランナーが見極める。
初めての結婚式場探し。費用は安くしたいけど、クオリティは妥協したくないという方へ。
これから結婚式を挙げる人へ
こんにちは、元ウエディングプランナーのキノです。私についての詳しい紹介は是非こちらのサイトをご覧いただければと思います。
以前私は「これから結婚式を挙げる方」へ向けて、「なるべく費用を抑えて結婚式を挙げる方法」を書いた記事を公開しました。全て実践すれば数十万から百万円ほど価格が変わってくるテクニックを9000文字ほどの長文にはなりますが細かくお伝えしています。
コネクションが無くても使える結婚式割引きテクニックはないの?
おかげさまでメインサイトの100以上ある記事の中でも有数の人気記事となり、読んでくださった方からお問い合わせをいただくようになりました。そんなお問い合わせの中で特に多いのが次の箇所について。
5.コネクションを利用しよう。
全ての人が使えるわけではないですが、会場内の人とコネクションがあると安くできる可能性が高いです。なお、直接会場内で働いている人じゃなくても、出入り業者でもOK。式場・ホテルには様々な業種が出入りをしていますから、直接的には結婚式関係の業者でなくとも紹介してもらえれば社員割引に近い、特別割引が期待できます。
食品・飲料・食器・花・クリーニング・映像・システム・・・etc
少し考えただけでも、色んな業者がいます。どれかしら知り合いがいれば紹介をお願いしてみるのも手です。
この箇所について「ホテル・式場にコネクションが無い人でもお得になる方法はないか?」というお問い合わせがとっても多いのです。確かにコネクションを利用できるとかなり強いインパクトを発揮できるのですが、すべての方が当てはまるわけではないですね。
そんな方々にオススメしたいのがHanayume(ハナユメ)という式場紹介サービス。今日はこのサービスについてご紹介いたします。
紹介するにあたって、元ウエディングプランナーという事もあり生半可なサービスは出したくなかったのでリサーチを一生懸命行いましたが、選定にあたってテーマを
- いかに割引きできるか
- クオリティを妥協しないか
というポイントに絞って選んでみました。もちろん、良いことづくめのメリットだけではありません。デメリットについてもきちんと焦点をあててご説明していきます。
- 初めての結婚式場探し。費用は安くしたいけど、クオリティは妥協したくないという方へ。
- hanayume ハナユメって何?
- ハナユメの運営会社はどんな会社?
- ハナユメのメリット・デメリットは?
- ハナユメ割って何?
- キャンペーンって何?
- 口コミ・評価は?
- ハナユメが2017年オリコン日本顧客満足度ランキング『結婚式場相談カウンター』で第1位を獲得
hanayume ハナユメって何?
ネットで式場見学を効率化する
ハナユメとはネット上で結婚式場を検索できるサービスの一つです。
結婚式場を決めるにあたって現地に直接足を運んで見てみるのが一番ですが、当然話を聞くだけでも体力使いますし、時間もかかります。だいたい一つの式場につき2~3時間かかると思っていればOKでしょう。
3,4件ならありかもしれませんが、一生に一度だからと気合を入れて10件、20件回ると大変な目にあいます。二人の休日がなかなか合わないケースもあるでしょうしね。実際にウエディングプランナー時代「一日4件を目標に式場を探しています」というお二人に出会ったことがありますが案の定疲れ果てて、しまいには喧嘩を始めてしまっておりました。これでは本末転倒です。
よくある式場紹介サービスと一味違うハナユメのポイントは?
そこでネット上である程度目星をつけておくことがお勧めです。ハナユメはそんな時に使うサービスの一つなんですね。実際にアクセスしてみると以下のような表示が。
こんな感じで挙式希望エリアを選択すると、条件に合った式場候補がいくつか出てきます。そして、ありがちな「不人気式場の寄せ集め」というわけでもなく人気式場もかなりの数ヒットするので正直驚きました。
※写真はラグナヴェール青山(表参道)さん
一覧を詳しく見てみると下の方に金額が出ています。ある程度の予算感を見てから詳細に進めるので「一通り見てから金額を見てがっかり」することもなくとっても効率的。ちなみにハナユメ○○円と赤字で表記されていますがこれがハナユメ割というシステム。通常料金よりも大幅に安い価格表記になっていますね。これについては後述いたします。
式場テーマ別検索やランキング形式が秀逸
地域検索だけではなく、テーマ別検索やランキング形式で検索することもできます。
特にテ―マ別検索は秀逸で、
などなど、今の結婚式業界のトレンドをしっかり掴んだタイトルが並んでいます。このテーマ別特集が本当に素晴らしい。
※特に試食付きプランはお勧め。一般的にしっかりお金を取られるところもありますが、通常よりも安く食べられる所がほとんど。中には500円で食べられるケースもあります。
式場の写真が多いのでイメージしやすい
その他、特筆すべきハナユメの特徴としては写真が多い事。色んなジャンルの写真イメージを見ることが出来るので、先ほどご紹介したテーマ別検索と併せて初めて結婚式を挙げる方にありがちな「イメージがわかない」「やりたいことが見つからない」というケースにもうまく刺さるはず。
画像の中で特に面白いのがPC上で360℃見回すことが出来るシステム。掲載式場は正直少ないですが、実際に足を運ぶよりもずっと細かなチェックできますね・・・このシステム。
ハナユメの運営会社はどんな会社?
ハナユメの運営会社は「ATEAM BRIDES」。東証一部上場企業のATEAM(エイチーム)の子会社です。ATEAM本体はマートフォン向けコンテンツ、及び、インターネット向け比較サイト・サービスの開発・運営会社であり株価は右肩上がりに成長している企業の一つです。バックボーンがしっかりしているのは安心できるポイントの一つですね。
※代表的なサービスとしてスマホゲームの「ヴァルキリーコネクト」や、車買取サイトの「ナビクル」などが挙げられます。TVやラジオのCMでもよく耳にしますよね。
ハナユメのメリット・デメリットは?
メリット・デメリットをより分かりやすくまとめる為に他の式場紹介サイトとの比較表を使いたいと思います。ここで対比に使うのは最大手ゼクシィ。
ゼクシィ | ハナユメ | |
掲載式場数 | 10,000件以上 | 600件以上 |
エリア | 日本全国+海外 | 関東、東海 |
関西、九州、海外 | ||
独自割引 | × | ○(ハナユメ割) |
上のように、さすが最大手のゼクシィは掲載数、掲載範囲ともに圧倒的です。一方ハナユメは掲載数、掲載エリアがともに少なく特に掲載エリアによっては対象となる式場が無い場合も大いに考えられます。ここは要注意ですね。
デメリット:掲載数・掲載エリアが小さい
ちなみに現時点(2018年1月)でのハナユメの掲載エリアを県別に表記すると以下の通り。
関東
東京 千葉 神奈川 埼玉 茨城 栃木 群馬
東海
愛知 岐阜 三重 静岡
関西
大阪 兵庫 京都 滋賀 奈良 和歌山
九州
福岡 佐賀 長崎
以上、全部で20都府県となり全国規模でみると少し物足りないですね。一方のゼクシィは全国規模+10,000件の掲載数を誇っています。さすがは最大手。
しかし多ければそれだけ「見づらくなる+迷いが生まれる」という事もあります。エリアさえヒットしていればハナユメくらいの規模の方が選びやすいという人も多いのではないでしょうか。
メリット:独自割引システムとキャンペーンの存在
一方掲載数が少ないからこそ、一つ一つの式場とがっちり手を結んでいるようです。ハナユメ割という割引システムがハナユメには存在します。ハナユメ割では結婚式の費用が最大100万~200万円以上お得になると公式HPには表記があります。
また、キャンペーンにも力を入れており事前に会場見学を予約の上、アンケート回答すれば最大で35,000円分のギフト券も貰えます。このキャンペーンは成約しなくともギフト券もらえる太っ腹仕様なので正直私も参加したい。
それでは、ハナユメ割とキャンペーンの詳しいお話をしていきましょう。
ハナユメ割って何?
何度も書いておりますが、ハナユメ割とはハナユメ独自の割引サービスです。100万円割引位であればかなりの頻度でみつかります。安いのはうれしいことですが、気になるのはその内容。
安い=しょぼいプランであっては全く意味がありません。
ここでは上の画像で挙げた新横浜ラグナスイートさんのプランを例に見ていきましょう。元ウエディングプランナーの目で厳しくチェックしていくこととします。
ハナユメ割引き後のプランで果たして満足できるのか?メリット・デメリットは?
ハナユメ価格にプラス!ハナユメ割 | ||
ハナユメ価格内容(招待客60名で計算) | ||
挙式 | ¥97,200 牧師、聖歌隊、オルガン奏者、式次第、リハーサル、リングピロー・羽ペンレンタル (9.8万円OFF) |
|
料理 | ¥780,000 コース内容例:冷製前菜、温製前菜、魚、メイン、デザート、パン、コーヒー) |
|
飲み物 | ¥210,000 ドリンク飲み放題(ビール、赤白ワイン、ウィスキー、ソフトドリンク) |
|
ケーキ | ¥60,000 オリジナル生ケーキ人数分 |
|
装花 | ¥132,686 メインテーブル分と会場の設置分のゲストテーブル分の装花 ※造花は不可 |
|
サービス料 | ¥124,200 ※FB・会場使用料の10% |
|
印刷物 | ¥51,900 席札人数分・席次表、招待状は人数の7割 |
|
引出物 | ¥105,000 人数の7割 |
|
引出物袋 | ¥16,800 |
|
新婦衣装 | プレゼント! ウェディングドレス (23.8万円OFF) |
|
新郎衣装 | プレゼント! タキシード (8.7万円OFF) |
|
ブーケ | プレゼント! ブーケ、ブートニア1点(造花不可) (3.3万円OFF) |
|
美容着付け | プレゼント! タキシード・ドレス1点の着付・ヘアメイク・カウンセリング込。 リハーサル費用含む (9.9万円OFF) |
|
控室 | ¥0 ブライズルーム、列席着付室、ロビーにてご対応 |
|
会場料 | ¥100,000 会場費用含む施設使用料一式 |
|
介添料 | プレゼント! アテンドが1日中フルサポート (2.5万円OFF) |
|
写真 | ¥91,800 記念写真3ポーズ×3冊 |
|
音響 | ¥75,600 施設内の音響照明、設備使用料 |
|
司会者 | ¥75,600 打ち合わせ料金も込み |
|
演出 | ¥54,000 メインキャンドル演出 |
|
特別割引 | ¥−700,000 |
(わかりやすく割引き箇所は赤文字にしております)
上のプランで気になる点とすれば、以下の6点。
より詳しく分かりやすく見るために食事代・フリードリンク代・引き出物代を一人当たりで換算すると以下の通り。
となります。食事に関しては実際のボリュームを見てみないと判断つかないところですが、13,000円のコースメニューだと相場から考えても必要最低限といったところです。「食事にこだわりたい」という方は少し物足りない価格帯でしょう。
また引き出物に関しては相場に比べ安すぎます。失礼の無いように用意をするとなれば確実にこの価格より高くなるでしょう。引き菓子と併せて考えれば一人当たり最低4,000円はほしいところ。
また、衣装代・装花代・写真代についても最低限の価格設定と思われます。特に写真については3ポーズのみのプランとなっており、かなり物足りない。ここも割引の肝となっています。
安さを取るか、オプションをつけるかの判断は個々にゆだねられるポイントです。ここについてはどこまでこだわるかによって価格の変動が発生するでしょう。
ただ、これらを見越しても割引額が大きいので自分たちの理想の結婚式に向けて、割引き分の一部を使い補足したいポイントを絞って差額を払う方法が良いでしょうね。
キャンペーンって何?
他サイトでもよくある手法ですが、ハナユメにも初めて結婚式場を探す方に向けてのキャンペーンが存在します。
※式場契約が条件ではないところが太っ腹。
事前にキャンペーンにエントリーする必要がありますが、式場見学でなんと
30,000円以上のギフト券を貰えます。
ややこしいステップや縛りがあるのでは?と思わず疑ってしまいましたが
この4ステップでOKです。当然すでに登録済みの方は対象外ですが、式場見学したいけどまずどうしていいかわからない!という方は活用されるとよいと思います。
事前エントリーは下のリンクからのお申し込みが対象となってます。
口コミ・評価は?
実際にハナユメを利用した方々の口コミ・評価はどのようなものでしょうか?実際に集めていらっしゃるサイト様がありましたので以下に紹介させていただきます。
●ハナユメの口コミ内容(データ数:25件)
●ハナユメの口コミ内容(データ数:25件)
・ハナユメウェディングデスクのサービスが良い:44パーセント
・値段が安い、費用が抑えられる:28パーセント
・ギフト券がもらえてお得:16パーセント
・サイトが綺麗で式場が探しやすい・:8パーセント
・他の人にも一番お勧めしたい:4パーセント
ハナユメはオリコンで結婚式場相談カウンター部門で1位を獲得
ハナユメが2017年オリコン日本顧客満足度ランキング『結婚式場相談カウンター』で第1位を獲得
2017/10/04
株式会社エイチームのグループ会社で、ブライダル事業を運営する株式会社エイチームブライズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:大崎恵理子、以下当社)は、株式会社oricon ME(本社:東京都港区、代表取締役社長:小池恒)が行なった2017年オリコン日本顧客満足度調査「結婚式場相談カウンター」において、国内最大評価となる「1位」を初めて獲得いたしました。評価項目別ランキングにおいても、「担当者の対応」「利用のしやすさ」「店舗の清潔さ・雰囲気」など5項目中5項目で第1位を獲得。高い評価をいただきました。
いいことづくめのようですので逆のご意見も探してみました。以下の通り。
「ハナユメ 最悪」というキーワードが出てくる。
強制的に3〜4会場に絞ってブライダルフェアの予約をしなければいけない雰囲気があって断りづらい状況になるという点です。私の場合すでに2会場でブライダルフェアの予約をしていたためあまり他の式場に行くつもりはありませんでしたが、色々親身に情報を教えてくれたのでお礼に予約しないといけない感じがしました。
時間をかけて各サイトを見てみたのですが、あまり検索ワードに絡んだ回答がある記述は見つかりませんでした。
ハナユメの前身となる「すぐ婚NAVI」についてのクレームがヤフー知恵袋で1件見つかりましたが、担当者の不手際によるものと、一部憶測に基づいての記述でした。ちなみに「ニーズと違う式場を紹介された」という内容です。
ハナユメのまとめ
ここまでご紹介させていただいたハナユメ。いかがでしたでしょうか。
第三者の目線からのアドバイスのポイントとしては、ハナユメ割に表記されている価格は非常に魅力的な金額になっていますが、現実的に見て実際はある程度足が出ることを覚悟しておく必要があります。
しかし、それを見越してもホテル・式場にコネクションが無い場合はお得な内容になっていることは間違いないのでお勧めサービスとして紹介させていただきました。
デジタルよりもアナログ派という方も安心
また「右も左もわからない!」「ネット上だけでは不安!」という方に対しては直接アドバイザーに相談できるハナユメデスクという無料サービスもあります。実店舗に足を運ぶ必要があるためエリアが限られますが顧客満足度97%ということもあり、利用してみるのも一つの手かと。
さて、長文にもかかわらずここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
最後になりますが、式場探しは無理せず楽しくお得に。そして、素敵な式場を見つけられますように。